アフリカの「かご」・アジアの「かご」

昔から世界中で「かご」は使われています。
しかし、地域によって使われ方や素材が違ってきます。

  

アフリカの「かご」
農耕文化の西アフリカでは、穀物を運んだり篩いに掛けたりする為のかごが見られます。ほとんどの地域でかごを頭に乗せて運ぶので取っ手が無く、バランスがとり易いように上の方が少し広くなっているのが特徴です。 素材は、サバンナに自生するイネ科の草や、ウチワヤシ・ドゥムヤシなどのヤシ科の樹の葉が用いられています。

  

アジアの「かご」
東南アジアでは、竹が豊富にあり、成長も早いので、竹を用いたかごが多く作られています。
運搬用のかごは、アフリカのとは違い、背負いかごが一般的です。