ラクシュミー神

ヴィシュヌ神の奥さんとされていて、幸運と美を司る類まれなる美しい女神様として広く信仰されています。
日本では、吉祥天と呼ばれています。

  

ラクシュミー神は、神々と悪魔達が不死の薬である「アムリタ(甘露)」を求めて乳の海をかき回したところ、海の泡から蓮の花を持て現れたとされています。 あまりにも美しい為に、周りの男たちが言い寄ってきますが、全て適当にあしらい、少し遅れて現れたヴィシュヌ神を夫として選んだそうです。

  

一般的にラクシュミー神は、手に蓮の花・アムリタの瓶・ヴァルヴァの実・法螺貝を持って、赤いスイレンの花の上に立っています。

  

ラクシュミー神の「美しさ」と、ガネーシャ神の「富と学問」・サラスヴァティー神の「芸術と学問」を合わせて、3人の神様を一緒に祭られることもあります。 「美・学問・富」を持ち合わせる、最強の神様集団と言えるのかもしれません。