アフリカのお酒

世界各地どこでもお酒・アルコールというものは存在します。
アフリカの人達も同じ様にお酒が無いとつまらないみたいです。
アフリカには、専売公社のようなものも無く、自由に造ることができます。
主にヤシ酒とヒエやモロコシ(トウモロコシでは無いみたい)で造られる濁酒。
モシ語でダームと呼ばれるお酒は、モロコシを発酵させて粉状にしたものを水で煮てからお酒のタネを入れて醸造します。
濁ったホップの入っていないビールのような物。
出来上がったビールは、小さな球形の瓢箪の器に移しかえて、 老若男女賑やかに飲まれています。

  

サバンナより南の多雨林地帯では、ヤシ酒を作ります。
これはアブラヤシの樹液を幹から取って、自然発酵させて造るお酒。
幹をくりぬき、枯草を詰めて焼き込み、管を付けて壷に溜まるようにして、 ただ放置しておくだけで出来上がります。

  

ちなみに、ダームと呼ばれるお酒は女性が、ヤシ酒は男性が造るお酒のようです。