イスラム教について

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イスラム教圏といえば、中近東を中心に北アフリカから赤道より南のブラックアフリカ地域、 アジアではパキスタン・バングラディッシュ・インドネシア・マレーシアなどに広がり、信仰教徒は6億人と言われています。
世界人口の8人に1人は、ムスリムと言うことになります。

  

イスラム教は、570年頃メッカの商人として生まれたマホメット(正確にはムハマド)が610年頃、 創造主であるアラーの啓示を得て、その言葉を説き始めたところから始まります。
当時アラビアにおいて国際的な商業都市であったメッカとメディナで育まれた宗教で、 「コーラン」もアラビア語の商人言葉が多く使われています。
商業取引における契約に重要性をはっきりとし、商人としての道義を反映した神との契約の教えであると言われます。

  

イスラム教には、創造者の生誕を祝うと言う事は存在しません。
マホメットはあくまでも神の使徒・預言者であって、その言葉、つまり「コーラン」が1番重要な物となります。
また、コーランの中で、「マホメットは、人類の歴史上現れる預言者としては最後」と記されている為、 人類は神の声を聞く機会は完了していると言うことで、その書物のみが残されているわけです。

  

さて、「豚に真珠」と言う諺があります。
これは、新約聖書の中に「真珠を豚の前に投げるな。おそらく足で踏み、向き直って汝らを噛み裂くであろう。」と言う記述があります。
諺は、おそらくこの言葉から来ているらしいのです。
イスラム教・ユダヤ教・キリスト教が生まれたあの地域で、旧約聖書の時代から豚は不浄の動物として、 神に仕える事も、食用とすることも禁じられて、あらゆる人々・宗教から最下等動物とみなされたと言われてます。
イスラムの中では、まだその教えが生かされています。