アヴァローキテーシュヴァラ
(観自在菩薩 観音菩薩 観世音菩薩 )

アヴァローキテーシュヴァラ(観自在菩薩 観音菩薩 観世音菩薩 )は、自分自身が仏となって涅槃にはおもむかないで、 この世の生きている者全てが悟りを開くまで、救い続けていると言う菩薩。
要するに修行者のみでなく、一般大衆を護り救ってくれる、有難い菩薩様。
このアヴァローキテーシュヴァラ(観自在菩薩 )は、いろいろな姿に変化て、いろいろな場所に現れます。
一番良く目にするのは、ロケシュワールと呼ばれる観自在菩薩で、左手に蓮華を持ち、 右手は「恐れを取り除く」アバヤムドラ(施無畏印)を結び、阿弥陀如来の姿を象った宝冠を頭に乗せています。

  

十一面観音は、あらゆる方向に顔を向け、あらゆる生き物を救う観音様。
一般に描かれる十一面観音は、一番上に阿弥陀如来の面がのっており、合掌して数珠・蓮華・水瓶・弓などを持っています。 十一面観自在ともいいます。